「楽天カードって海外でも使えるのかな?検討してるけど使い勝手が心配・・・」「海外で楽天カードが使えなかったんだけど、何がいけなかったのかな?」
年会費が無料で使えて、審査も比較的通りやすいことから、誰でも簡単に作りやすい楽天カード。日本国内ではとてもお得に使えることは知られていますが、
- 海外出張などの機会が多い
- よく海外旅行に行く
など海外での利用が多い方は、きちんと海外でも使えるのか不安ですよね。
結論から言うと、楽天カードは海外でも問題なく利用することができます。
この記事では、楽天カードが海外で使えるのか、利用する際の注意点などについて具体的に解説していきます。
楽天カードの魅力は?
楽天カードの海外での利便性について解説する前に、楽天カードの魅力を今一度確認しておきましょう。
楽天カードを利用する際の最大の魅力は、楽天スーパーポイントアップ(SPU)にあります。
SPUは、楽天が提供する様々なサービスを利用することで楽天ポイントの還元率が上がる仕組みで、貯まった楽天ポイントは1ポイント=1円でお買い物の際に利用することが出来ます。
楽天カードは通常の利用時でも100円につき1ポイント、つまり還元率1%で、これだけみても非常に還元率に優れたカードであることがわかります。
なおかつ、楽天市場での買い物ではポイントが3倍(楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードは5倍)になるため、他のカードで買い物するより圧倒的にお得です。
楽天市場で1万円のお買い物をする際のポイントを例に考えてみましょう。
通常のカード:1万円の買い物で100ポイント=還元率1%
楽天カード:1万円の買い物で300ポイント=還元率3%
楽天ゴールド・プレミアムカード:1万円の買い物で500ポイント=還元率5%
楽天カード以外のカードでは、楽天市場で1万円の買い物をすると100ポイントしか貯まりません。しかし、楽天カードで決済すれば300ポイント=3%、楽天ゴールドカードやプレミアムカードなら500ポイント=5%もポイントバックされます。
さらに、先述したSPUの条件をクリアしていけば最大16倍(16%還元)にまで還元率を引き上げられるので、楽天サービスをよく使う方は楽天カードを使わないと損です。
楽天カードは海外でも問題なく使える
先述したように、楽天カードは海外でも問題なく利用することが出来ます。
日本には他にも様々なクレジットカードがある中で、これだけ有名な楽天カードが海外で使えないなんてあり得ないですよね。
また楽天カードは海外でも問題なく利用できるだけでなく、少しカードのグレードを上げれば、海外でもかなりお得に使うことができるようになります。
海外で楽天カードを使うなら楽天プレミアムカードを使うべき

海外によく行く機会があるなら、楽天プレミアムカードがおすすめです。
年会費 | 11,000円 |
国際ブランド | |
ポイント還元率 | 1% |
付帯保険 | 【海外旅行傷害保険】最高5,000万円 【国内旅行傷害保険】最高5,000万円 【動産総合保険】最高300万円 |
その他オプション | プライオリティパス無料、お誕生月サービス、海外トラベルデスク無料 |
楽天プレミアムカードは、年会費が11,000円(税込み)かかってしまうものの、「プライオリティ・パス」が無料で付いてくるのは強力なメリットです。
「プライオリティ・パス」とは持っているだけで、140の国や地域、500以上の都市で1,300ヵ所以上もの空港ラウンジが使える会員制サービスのこと。
このプライオリティ・パスはいくつかグレードがあり、最低でも1万円の年会費がかかりますが、楽天プレミアムカードで無料利用できるようになるプライオリティ・パスは、最高クラスの「プレステージ」クラスとなっています。
ちなみに、プレステージの年会費は日本円にして40,000~50,000円ですが、年会費11,000円(税込み)の楽天プレミアムカードさえ持っていれば使い放題です。
たった年に1万円を支払うだけで、海外旅行や海外出張の際に出発前の有意義な時間をラウンジで過ごせるなんて、素晴らしいと思いませんか?
仕事でも旅行でも使いやすいので、海外に行く機会が多いのであれば、ぜひ楽天プレミアムカードを積極的に使うことをおすすめします。
楽天カードを海外で使うならVISAかMasterCardがおすすめ!
楽天カードの海外利用を検討されている方に、1つ注意してもらいたいのが、国際ブランドについて。
楽天カードを海外で利用するなら、VISAかMastercardを選んでおくことを強くオススメします。
楽天カードの国際ブランドは
- VISA
- MasterCard
- JCB
- American Express(AMEX)
の4つが用意されていて、どの国際ブランドを利用するのかはもちろん個人の自由。しかし、世界中どこでも不便なく使えるカードを選ぶなら、VISAかMastercardを選ぶべきです。
なぜJCBとAMEXは海外旅行に適していないのか、その理由を解説します。
JCBは主要観光地向け
JCBは日本で生まれたクレジットカード会社であるため、国内や日本人の主要観光地(ハワイ・韓国・台湾など)では対応エリアが広いです。
しかしそれ以外のエリアでは、まだまだ対応されている地域は限定されており、アフリカやヨーロッパなどの日本人観光客が少ない地域では対応されていないこともしばしば。
どの国に行くかにもよりますが、対応エリアの狭さから考えると、あまりおすすめ出来ない国際ブランドであることは間違いありません。
American Express(アメックス)は対応エリアが少ない
アメックスの場合は、対応しているエリアが非常に少ないということが理由として挙げられます。
日本ではJCBと提携しているため、AMEXのマークが無い店でもJCBに対応していれば使えたりするのですが、海外だとそもそもJCBが普及していないためその理屈も通用しません。
北米では身分証明書代わりにもなるほど、信頼性の高いカードであるアメックス。しかし対応エリアは非常に限られているのが現状です。
高級ホテル・レストランなどでは、ほぼ使えないことはないですが、一般的な商店や飲食店ではアメックス非対応の店も珍しくありません。
カードの還元率だけでなく、オプションが非常に魅力的なアメックスですが、海外利用を考えるとあまりおすすめ出来ないカードです。
楽天カードが海外で使えない?考えられる原因と対処法5つ!
楽天カードは基本的に海外でも問題なく利用できるということは分かってもらえたはずです。
しかし、海外で楽天カードがいきなり使えなくなるというトラブルも少なからず報告されています。
ここでは、海外で楽天カードが使えなくなった場合に、考えられる原因と対処法を5つ挙げました。
1. 暗証番号が誤っている
カードを利用する際には暗証番号が求められることがありますよね。
国内ではなく海外で利用する際には、いつもと違うシチュエーションから焦ってしまい、暗証番号が正確に押せていないケースも。
入力する際に暗証番号が誤っていないか、しっかり確認しましょう。
2. 限度額をオーバーしていた
カードの利用限度額を超えていた場合には、カードを利用することができません。
国内の利用で使いすぎて、限度額の枠をオーバーしていたことに気づかず、海外に行った時に使えなかった!ということも考えられます。
楽天カードの場合は、楽天e-Naviにアクセスすれば、現状の利用限度額を簡単に把握できるため、カードが使えない場合は確認してみてください。
3. カード会社の利用を止められた
楽天カードの場合、会員登録までは簡単ですが、その後の利用シーンにおいては、他のクレジットカード会社と大差ありません。
もしあなたが、
- 支払いを延滞していた
- カードを数年間は全く使っていなかった
などの問題があった場合、カードの利用を途中で止められてしまう可能性もあります。
利用が止められた場合には、楽天カードのカスタマーサポートに連絡して、利用状況について確認してみましょう。
4. カード会社のロックがかかっていた
普段と違う買い物の仕方をしたり、急に高額なカードの利用が続いたりすると、セキュリティシステムが働いて、利用にロックがかかることもあります。
- 日本で使われていたカードが海外で急に高額な買い物に使われた
- 利用したお店で他に不正利用が確認された
などのケースでカードにロックがかかることも考えられるため、楽天カードのカスタマーサポートで連絡を取ってみましょう。
5. 端末の磁気不良
先進国以外の国に行くと、通信設備やインフラなどの面で、不良が起きやすいもの。
また磁気不良以外にも、お店の端末自体の調子が悪かったり、カード端末との相性が悪かったりして使えないこともあります。
決済を行う前に、端末の磁気不良が起きていないか、確認しましょう。
海外でも楽天カードを使ってお得に決済しよう!
今回は楽天カードは本当に海外でも使えるのかについて、具体的に解説してきました。
楽天カードは海外でも十分に利用することが可能ですが、JCBとアメックスはあまり海外での利用には向いていないので注意が必要です。
また、楽天カードの魅力が凝縮された「楽天プレミアムカード」を利用すれば、もっと空港での時間を有意義につかえたり、メリットが非常に大きいです。税込み11,000円の年会費がかかってしまうものの、プライオリティ・パスが無料で使い放題となるのは海外好きの方にとっては魅力的なポイントでしょう。
海外でも楽天カードを使って、お得に決済しましょう。