公共料金や家賃の支払いなど、通常の買い物以外で使用しても、常時1%のポイント還元を受けられる楽天カードですが、年会費が永年無料な点も、ユーザーからの評価を得ている大切なポイントです。
主婦の方であれば、家計全ての支払いを楽天カードにすることにより、ポイント還元の恩恵を強く受けられるでしょう。
そんな点に注目し、楽天カードの申込を考えている専業主婦の方が疑問に思うポイントがあると思います。それは、
「専業主婦の私でも、楽天カードを発行することはできるのか?」
です。
結論から言うと、「専業主婦の方でも楽天カードを発行できます。」
ですが、専業主婦であれば誰もが楽天カードを発行できる訳ではありません。申し込みの際に重要となるポイントがいくつかあります。
今回の記事では、専業主婦の方が無事に楽天カードの発行ができるよう、申込時に気をつけておきたいポイントについて解説していきます。
楽天カードのHP上での記載

そもそも、楽天カードの規約として、主婦に申込権限が無くては元も子もありません。楽天カードのHPを見てみると、Q&Aページに以下の様に回答がなされていました。
主婦・パート・アルバイトの方でも、カードはお申し込みいただけます。
ただし、審査の結果、ご希望にそえかねる場合もございます。
あらかじめご了承ください。
出典:楽天カードHP
つまり、公式声明として、楽天カードは主婦でも申し込みが可能であると明言しているのです。
これにより、専業主婦でもしっかり楽天カードの審査土台に乗っていることが分かりましたので、実際に審査に通過するためのポイントについて見ていきましょう。
専業主婦が楽天カードの審査に通るためのポイント5つ
実際に、専業主婦が楽天カードの審査に通過するためのポイントについて見ていきましょう。
「審査通過ポイント」と言っていますが、特別変なことをするわけではありません。あくまで、以下の点に留意して、申し込みを行うだけです。
1. 配偶者の給与収入の申告を必ず行う

楽天カードの申し込み時には、他のクレジットカードのお申し込みページと同じように、勤務先・学校を入力する項目が用意されています。
この項目にて、専業主婦の方であれば、お勤めされていない方を選択することになると思いますが、これにより新たに入力できるようになる項目が出てきます。
それが、配偶者年収についてという項目です。
本来、自身の収入を入力する項目が、配偶者年収の項目にすり替えられるようにフォームが変更されますので、配偶者の年収を自身の年収として審査に乗せることが可能になるのです。
上記のスクリーンショットを見て頂ければ分かる通り、配偶者年収については申告をすることもしないこともできますが、専業主婦の方であれば、絶対に配偶者収入を申告して下さい。(正直専業主婦の方で配偶者年収を申告しない場合の審査通過可能性は絶望的でしょう)
また、こちらの年収欄には手取り年収ではなく、賞与を含めた「額面」年収を入力するようにしましょう。
間違って手取り金額で配偶者年収金額を入力してしまうと、収入額が絶対に下がってしまうので、審査に通過する確率が下がってしまいます。
- 「額面年収」とは
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額面年収とは、雇用主(会社)から雇用者に1年間で支払われる総額のことです。
この総額は、社会保険料や所得税、厚生年金が差し引かれる前のものとなっているので、実際に振り込まれる金額よりも高い金額となっています。
- 「手取り」とは
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手取りとは、その名の通り、実際に手元に入金される金額のことです。
額面年収から、住民税や所得税、社会保険料などが差し引かれた後の金額となりますので、額面年収よりも低い金額になるということに注意しましょう。
2. 兼業主婦の方は「専業主婦」として申し込みを行う

兼業主婦の方であれば、専業主婦として審査申し込みをしましょう。理由としては、配偶者年収を審査に乗せるためです。
上記のスクリーンショット通り、給与収入がある兼業主婦の方であれば、「お勤めの方」を選択してしまうと思いますが、これにより、「配偶者様年収について」という項目が消滅します。
多くの兼業主婦の方であれば、配偶者控除の観点から年収は103万円に抑えていることでしょう。
クレジットカードの審査でカード会社が最も見ていることは、申込者に支払い能力があるか無いかという点です。そのため、一般的に収入が高い方であれば、審査通過しやすい傾向にあるのです。
このことを考慮すると、楽天カードの申込時についても、年収を高く申告することが重要になってくるということが分かります。
虚偽の申請をしない前提で年収を高く申告するには、配偶者の年収を使用した方がいいでしょう。兼業主婦の方であれば、専業主婦として登録することで、審査通過率を上げることができるのです。
3. 世帯年収欄には、出来るだけ家族全員の年収を合算する

世帯年収欄には、上記のスクリーンショットを参考にして、漏れのないように記載をするように心がけましょう。
もちろんここの年収については、額面年収の合計金額となりますので、注意してください。
4. キャッシング枠はゼロ円で申込む
主婦の方であれば、「子供関連で突発的な出費に備えて、キャッシング枠を確保しておきたい。」と考える方もいるでしょう。
ですが、キャッシング枠を増やすということは、融資限度額を増やしてくれと言っているようなものなのです。
今回あなたは専業主婦としてカード審査に挑もうとしています。
本人収入はゼロ、配偶者収入を安定収入として審査通過を目指していますので、本当にキャッシングが必要でないのであれば、ゼロで申込みしましょう。
キャッシング枠をゼロ円にしたら楽天カードの審査に通過したという口コミも見られますので、しっかりと考えてみてくださいね。
5. 入力項目は完璧に登録する
最後はあまりにも基本的なことですが、入力項目は間違いのないように登録するよう努めてください。
特に入力時に注意すべきと口コミされているのが、以下の項目になります。
- 電話番号は固定も携帯も登録する(固定電話を持っている場合)
- 住所については、提出する身分証明書と全く同じ文言で入力する
固定電話番号も入力した方が理由としては、ちゃんと家に住んでいることの証明になるためです。
専業主婦の方であれば、必ず住んでいる家があるはずです。固定電話番号を登録することにより、架空人物による申込みとして弾かれることがなくなります。
楽天カードは専業主婦の方でも発行しやすいカード
この記事では、専業主婦の方が楽天カードの審査に受かるためのコツについて解説していきました。改めて内容をまとめると以下の通りです。
- 配偶者の給与収入申告を必ず行う
- 給与収入申告額は、額面金額で入力
- 兼業主婦の方であれば、専業主婦として申し込みを行う
- キャッシング枠は0円で申込む
- 入力項目は間違いのないように申込む
日々の家計のやりくりを楽天カードに集約させることで、毎月コツコツと楽天ポイントを貯めることができて、いずれは家計の節約へ繋がること間違いなしです。
楽天カードは18歳以上から発行できる敷居の低いカードで、専業主婦の方からも高い支持を得ているクレジットカードです。本記事を参考に、専業主婦の方でも臆することなく楽天カードの申込みをしてみてはいかがでしょうか?