豊富な特典が魅力的なクレジットカードである「エポスカード」。最短即日発行も出来るため、幅広い層から人気を集めています。
そんなエポスカードですが、年会費無料で気軽に手に入れられる反面、「デメリットや何か落とし穴はあるんじゃないか」と心配される方もいらっしゃいますよね?
クレジットカードは不必要に沢山持つとかさばりますし、価値を理解した上で利用したいものです。
今回はエポスカードのデメリットや注意点をしっかりと説明した上で、その対策やメリットも踏まえてご説明します。クレジットカード選びの参考にしてください。
エポスカードの基本情報
ポイント付与 | 1契約のご利用200円(税込)ごとに1ポイント(0.5%) |
ポイント利用 | 1ポイント=1円から |
優待 | 10,000店舗以上 |
ネットショッピング | ポイント倍率アップ!、ネットショッピング用バーチャルカード |
ETCカード | 無料 |
スマホ決済・電子マネー | モバイルSuica、楽天Edy、ApplePay、スターバックス カード、au PAY プリペイドカード |
お受け取り方法 | ご自宅に配達、マルイ店舗でのお受け取り |
入会特典は2,000円分のポイントがもらえ、とりあえず使ってみるにはハードルが低いクレジットカードです。だからこそ、しっかりとご自身に合うかどうかの判断材料を持つことが大切になってきます。
エポスカードを発行する前に知っておきたい4つのデメリット
基本的にはデメリットが少ない万能カードですが少しだけ注意してもらいたい点があるのでお知らせしていきます。
1. ポイント還元率が0.5%と低め
200円につき1ポイント付く換算で、つまり還元率は0.5%。これは他の高還元率のクレジットカードに比べると見劣りする形となります。
楽天カードやイオンカードなどは常時還元率1%ですし、この部分に関してはデメリットといえるでしょう。
ただし、エポスカードを利用するメリットの中に
- マルイで買い物をすると還元率が1%
- 優待店舗約10,000万店で使用すると様々な特典が受けられる
- 「マルコとマルオの7日間」開催中は10%オフ
などがあります。上記の特典だけでも十分エポスカードを持つ理由になるかと思います。
その他の店舗で利用する場合には、他のクレジットカードを利用するのが賢い方法かもしれませんので、ポイントがたまりやすいカードとの2枚持ちもオススメです。
また、上位カードの「エポスゴールドカード」で利用額が年間50万円以上であれば2,500ポイント、100万円以上であれば10,000ポイントを特別ポイントとして得られることも覚えておきましょう。
仮に利用額が100万円だとすると、通常の還元率でもらえるポイントは100万円×0.5%=5,000ポイントとなります。これに10,000ポイントが加わるので5,000+10,000=15,000ポイントが合計ポイントとなり、100万円で15,000ポイントが得られるということは実質的に1.5%のポイント還元が受けられる計算です。
この条件であれば他のクレジットカードよりも好条件になるので、デメリットだった還元率が一転してメリットに変わってきますね。
2. 利用明細を郵送する場合は有料
月々の利用状況を知りたいときに、明細書の郵送を希望すると1通あたり88円(税込)かかります。月1回の郵送とすると年間で88円×12ヶ月なので1,056円の費用負担になります。
ただ、エポスカードの「ご利用明細Net照会サービス」に登録すればインターネットから確認が出来ますし、必要な時にはデータ保存や印刷も可能。
ちなみにリボ払いやキャッシングをしている人は無料で取り寄せが出来ますが、その場合はそもそも利息の方が高くなる可能性があるのでオススメはしません。
3. 家族カードの発行が出来ない
これはデメリットと言えるかわかりませんが、エポスカードは家族カードを作ることが出来ません。つまり、ご自身のアカウント情報で家族分のカードが作れないと言うことです。
しかし、この点に関しては年会費が無料ですので、よほど属性(収入や債務状況)が悪い方でなければ家族の人数分カードを発行すれば解決できます。
ちなみに18歳以上(高校生は除く)であれば学生や専業主婦でも作成可能です。
4. 国内旅行傷害保険が付帯していない
エポスカードは海外旅行に対する手厚い保険が自動付帯されています。
保険の種類 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 2000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
※Visa付きエポスカードに限る(1旅行につき最長90日間)
ただし、国内旅行に限ると上記のような補償はありません。こちらに関しては年会費無料のクレジットカードであることを致し方ない点かと思います。
もし、国内旅行時の補償を充実させたいということであれば、他のカードを併用して補填するかたちが好ましいでしょう。
デメリットを上回るメリットもたくさんある!
ここまでエポスカードのデメリットを4つ紹介してきましたが、もちろん沢山のメリットも兼ね備えております。
上記の説明内容の中では、メリットとして
- マルイで買い物をすると還元率が1%
- 優待店舗約10,000万店で使用すると様々な特典が受けられる
- 「マルコとマルオの7日間」開催中は10%オフ
- 海外旅行補償保険の自動付帯
を挙げましたがその他も沢山ありますので一部を紹介します。
マルイの通販サイトでも10%オフに

「近くにマルイがないから特典が少ない」という方も安心してください。
マルイが運営しているネット通販「マルイウェブチャネル」で「マルコとマルオの7日間」のイベント開催中に買い物をすると10%オフに。さらに、商品によっては送料無料になるので上手く活用するとお得がいっぱいです。
年会費無料でゴールドカードに昇格も

エポスカードの上位カードである「エポスゴールドカード」は通常申込だと年会費は5,000円。
しかし、一定の金額を利用しているとインビテーション(招待状)が届き、インビテーション経由でゴールドカードを申し込めば年会費がずっと無料のまま使うことができるのです。
インビテーションを貰うためには、1年以上のカードを利用し、なおかつ年間50万円以上の決済・支払いを行うことが条件となっています。
なお、ゴールドカードになると
- ポイント有効期限が無期限(通常は2年)
- 特定の支払先を登録するとポイントが最大3倍
- 家族もゴールドカードの発行が可能
- 国内外の空港ラウンジが無料
などの特典が付いてきます。
インビテーションや招待状と聞くとハードルが高く聞こえるかもしれませんが、日常のメインカードとして1年間使っていれば、自ずと50万円以上は決済することになるでしょう。月42,000円ほどの決済を1年続ければ50万円に達しますから、実はゴールドカードのインビを手にするのは簡単です。
エポスカードを利用する方は、ぜひ特典満載のゴールドカードを目指してみてください。
エポスカードはデメリットが少なくお得なカード
改めてエポスカードのデメリットをまとめると
- ポイント還元率が0.5%と低め(ゴールドカードなら最大1.5%の高還元に)
- 利用明細を郵送する場合は有料
- 家族カードの発行がない
- 国内旅行傷害保険が付帯していない
となります。
ただ、上記で説明したとおり、4つのデメリットは使い方次第でカバーできるのも事実。
これらを踏まえ、エポスカードに向かない人は
- マルイや10,000店の優待店舗に全く行かない人
- クレジットカードの利用額が年間50万円より少ない人
- 海外に全く行かない人
となり、上記の3つに全て該当しなければ、エポスカードを手にする価値は十分にあるでしょう。
メインカードとして使い込むもよし、サブカードとしてエポスならではの特典を受けるもよし。エポスカードは年会費無料でありながら特典たっぷりのコスパが良いカードですので、日々の決済をよりお得にこなしたい方におすすめです。
エポスカードの特典についてはコチラ▼の記事にて詳しく紹介していますので、発行を検討している方はぜひお読みください。